サイドプランクの正しいやり方・効果と6つのバリエーション
サイドプランクの正しいフォームと効果を徹底解説。腹斜筋や体幹を鍛え、腰痛予防にも最適な理由とは?キープ時間の目安や初心者から上級者向けのバリエーションまで詳しく紹介します。
著者 Ayoub Farid · · 5 分で読めます
サイドプランクは、腹斜筋や背骨の側面にある深層筋肉を鍛える種目です。これらの筋肉は、負荷がかかったときに体が横へ傾くのを防ぐ役割を果たしています。脊椎バイオメカニクスの世界的権威であるスチュアート・マッギル博士も、安定した体幹を作るための「ビッグ3(重要3種目)」の一つとして、カールアップやバードドッグと並んでサイドプランクを挙げています。
サイドプランクの正しいやり方
- 横向きに寝て、肘を肩の真下に置き、前腕を前に向けます。
- 両足を重ねます(バランスが取りにくい場合は、上の足を前にずらして床につけます)。
- 腰を持ち上げ、頭から足先までが一直線になるようにします。
- 上側の手は腰の上に置くか、天井に向けてまっすぐ伸ばします。
- 腰が落ちたり、体が前にねじれたりしないようにキープし、自然に呼吸を続けます。
- 一定時間キープしたら、反対側も同様に行います。
よくある間違い
- 腰が落ちてしまう:床をしっかり押し返し、下側の腰を高く引き上げましょう。
- 体が前傾する:両肩と骨盤のラインが床に対して垂直になるようキープします。
- 肩がすくむ:耳と肩の距離を離す意識を持ちます。
- 呼吸を止めてしまう
キープ時間の目安
| レベル | 片側のキープ時間 |
|---|---|
| 初心者 | 10〜20秒(膝をついた状態) |
| 中級者 | 20〜40秒 |
| 上級者 | 40〜60秒 + バリエーション |
バリエーション
- ニー・サイドプランク:下の膝を床につけて行う、最も負荷が軽いフォームです。
- スタッガード・サイドプランク:両足を前後にずらして行うことで、重ねるよりも安定感が増します。
- ノーマル・サイドプランク
- サイドプランク・ヒップディップス:腰を上下に上げ下げします(片側10回)。
- サイドプランク・レッグリフト:上側の脚を持ち上げてキープします。
- サイドプランク・リーチスルー:上側の腕を体積みの下へくぐらせてから、再び引き上げます。
シックスパック作りに重要な理由
引き締まった強い腹斜筋は、腹筋のラインを美しく際立たせ、体の回旋動作や姿勢維持を力強くサポートします。詳しくは腹斜筋トレーニングをご覧ください。また、サイドプランクは背骨を曲げない(屈曲させない)ため、クランチで腰に違和感が出やすい方にとっても理想的なメニューです(クランチなしの腹筋トレーニングも参考にしてください)。
鍛えられる筋肉
サイドプランクは、腹斜筋(外腹斜筋・内腹斜筋)、腰椎の深層にある腰方形筋、下側の中臀筋、そして肩関節の安定筋群を鍛えます。これらの筋肉が連動することで、片手で重い荷物を持ったり走ったりするときに体が横に倒れるのを防ぎ、背骨を常に安定した状態に保つことができます。
短時間のキープを繰り返す方法
体幹の持久力を高めるアプローチとして、1回で限界まで長くキープするのではなく、短時間のキープを何セットか繰り返す方法を多くのトレーナーが推奨しています。たとえば、片側8〜10秒のキープを数秒の休憩を挟みながら5回行うメニューです。崩れたフォームで耐える時間を減らし、正しい姿勢を保った質の高い時間を増やすことができます。
5分間のサイドプランク・ラダーメニュー
- 右側 10秒、左側 10秒
- 右側 15秒、左側 15秒
- 右側 20秒、左側 20秒
- 右側 25秒、左側 25秒
- 右側 30秒、左側 30秒
各セットの合間に短い休憩を挟みます。腰が落ちてフォームが崩れそうになったら、膝をつくニー・サイドプランクに切り替えてください。
手首や肩に負担をかけない代替フォーム
肘立ちの姿勢で肩に痛みを感じる場合は、ベンチなどに手をついて角度を浅くしたインクライン・サイドプランクや、立った姿勢で行う「ウォール・サイドプランク」を試してみましょう。壁から少し離れて立ち、前腕を壁について腰を壁に向かって押し出すように支えます。どちらも負荷を軽減しながら、同じ筋肉をしっかりと鍛えられます。
よくある質問
サイドプランクで脇腹のぜい肉は落ちますか?
脇腹の筋肉を引き締めることはできますが、脂肪そのものを減らすには全体の体脂肪を落とす必要があります。詳しくは脇腹のぜい肉対策をご覧ください。
左右で得意・不得意があるのはなぜですか?
筋力の左右差は非常によくあることです。トレーニングを始める際は苦手な側から先に行い、強い側もその時間に合わせて左右のバランスを整えましょう。
サイドプランクで肩を痛めることはありますか?
肘が肩の真下にあれば過度な負担はかかりません。もし痛みが出る場合は、膝をついたフォームに変えるか、無理をせず種目を変更してください。
サイドプランクは週に何回行うべきですか?
体幹トレーニングの一環として、週に3〜6回取り入れるのがおすすめです。